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社員座談会

座談会メンバー
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桃井 萌夏入社6年目
MOMONOI MOEKA
道路設計担当
道路設計担当
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武藤 瑞季入社4年目
MUTOH MIZUKI
橋梁設計担当
橋梁設計担当
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瀧田 史入社3年目
TAKITA TSUKASA
道路設計担当
道路設計担当
成長を感じるとき

自分が成長しているなという実感があるか聞いていきたいと思います。
客観的に自分を見るのは、なかなか難しいと思いますが、「私今成長しているな」とか「1年前はできなかったけど今はできる」とか実感はありますか。
私は入社3年目なんですが、入ったときは右も左も分からない状態でした。しかし今は仕事の一連の流れを理解することができました。
まだ上司のサポートが必要ではありますが、これからはもっと深く理解できるようになりたいです。
図面作成ソフトも使い方など、上司に聞くことも減り、1人でできるようになったことに成長を感じられました。
発注者からの問い合わせのメールや電話が自分宛てに来るようになりました。資料の内容や進め方の確認が自分宛てだと、お客様から信頼され始めているんだなと実感します。
近年の仕事は新設橋の案件は少なく、耐震補強や維持補修の設計が多いのですが、私は入社4年目で耐震補強設計に計3橋設計に携わることができたので、1橋終わるごとにスキルアップを実感しました。
難しいのは構造計算を理解することだけではなく、人に説明することです。業務を進めるにあたって、進捗状況等を発注者や上司、後輩に説明しなければなりません。自分が理解できていても、相手に伝わらなければ意味がないので、わかりやすく説明できるスキルを身につけたいと思っています。
私は1年目から2年目あたりは先輩から指示を受けて仕事を進めていたのですが、現在は主担当として少しずつ主体的に仕事を進め、発注者とのやり取りも担当しています。
円滑なコミュニケーションはもちろんですが、質問なども自発的に答えられるようになったのが、成長を実感できている面ですね。
ここ最近の業務では発注者が道路や河川事業等の公共事業の必要性を審議する際の資料作成を行いました。設計コンサルタントは発注者の要望やより良い提案書を作成するために、設計だけでなく、幅広い分野での調査や分析も行い資料に反映します。
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まわりの力で成長する
上司や後輩から言われたことが、成長のきっかけになったことありますか?もしくは意見やアイディアを聞いて、目からウロコが落ちたような経験て。
私は先日こんなことがありました。これまで疑問に思ってなかった数字や言葉の意味を、部下に聞かれたことです。「これはどう言う意味ですか?」と。1年目の人にとってはすべてが「?」だと思いますが、
私にとっては当たり前の数字や言葉でした。しかし「これはこういうものだから」で済ませるわけにはいきません。その根拠を説明するために、もう一度勉強し直すという経験をしました。
新しい業務が始まって、今一緒に仕事をしている後輩とはお互い探り探り(笑)の状態なので、今は言われてハッとした経験は特にありません。それよりもどうやって話せば伝わるかな?という悩みはありますね。

私はインターンシップを経て入社に至りました。インターンのとき、対応してくれた方々が優しく接してくださり、雰囲気が良い会社だと感じました。
その時は客人扱いされているのかと思いましたが、入社しても諸先輩方の態度は変わらず、皆さん面倒見が良くてとても優しいので、それが成長の糧でもあると思います。

確かに。質問したら補足の知識まで教えてくれる先輩とかいますしね(笑)。自分が成長する過程で危機感を感じることはありますか?
例えば生物の進化の過程では、環境に合わせて進化しないと絶滅しますよね?そんなイメージで、自分の仕事に照らし合わせた場合。
土木設計などは「すみません。数値間違えちゃいました」では済まない規模ですので、設計の段階から細かくチェックしています。もし自分の設計で事故が起きてしまったら?
と思うと身が引き締まります。これも1つの危機感かと思います。どうしてこの数値なのか?なぜこの設計思想なのか?と数年後に問われたとき、しっかり説明できるよう自分にもプレッシャーをかけます。
設計ミスで橋が崩壊したとか、道路が崩れたとか結構大きくニュースで取り上げられますしね。当社の名前が報道されたら信用問題だけじゃなくおしまいかも(笑)。もちろん当社はそんな設計ミスはいたしません。
設計の専門誌などに、設計ミスや施工ミスの事例がよく載っています。反面教師ではないですが、気をつけなければいけないことなど勉強になります。
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会社を好きになる理由

自分の部下ができたとき、今まで先輩から学んできたことをうまく伝えられるかという不安はありますね。なので今のうちに経験をたくさん積み、設計だけでなく打ち合わせの進行も自分がまわせるようになりたいです。
もちろん人に教える立場になるためのスキルアップを図っています。
人から教わることよりも、人に教える方が勉強になるかもしれませんね。次は最後のテーマですが、会社に対しての愛社精神はありますか?愛社精神てちょっと古くさいかもしれませんが、大切なことだと思います。私は結構あるんです愛社精神て(笑)。
私は2019年に新卒で入って、3年目で産休と育休を取らせてもらいました。自分の中では「それはないな社会人として」と思っていました。
しかし会社はそれを「あり」として認めてくれて、更に時短勤務で職場復帰までさせてもらって、2024年の夏から通常勤務となりました。中小企業と言えど、大手企業のような待遇でとても感謝しています。おかげで子供もすくすくと成長しています。今3歳ですが、まだ絶賛イヤイヤ期中です。

しばらくの間休まれていて、職場復帰するとき「私の席あるかしら?」と不安になりませんでした?
不安はありました。約2年間仕事から離れると、忘れてしまうことも多いのではないかと不安でしたね。でも職場の人たちは温かく迎えてくれて、CADの使い方や仕事のながれも比較的すぐに思い出しましたね。体が覚えていたという感覚です。
女性が多い職場で、年齢も近い人が多いので相談しやすい環境で良かったと思います。環境が整っていることは、仕事も進めやすいです。
人間関係がよくないと、仕事にも影響は出ますよね。私はとてもいい環境を提供してもらっているので、会社のために働きたいという意識が芽生えます。
忙しい中で質問しないでオーラ出すとか、「ぐぐれ」と言われるとか、そんなことも分からないの?と言われてしまう職場って結構耳にしますが、そうなると「辞めよう」と思うかもしれませんね。
でもウチの会社ではそれが聞かないのでとてもいいです。
寄り添ってくれる上司や先輩がいると、仕事がんばろう!と会社に貢献しようと思いますね。実際ウチの会社は退職率がすごく低いんですよね。
それは職場環境の良さが大きく影響しているんだと思います。
そうです。半年に1度グループ長の面談があるのですが、人事考課というよりも何でも相談できる面談なんです。
そこで自分の悩みを打ち明けたり、今後のアドバイスなどももらえます。
なに相談したの?
秘密です(笑)。
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